利用者さんのご家族さんと仲良くなって行くと、よく「私もヘルパーになりたい!」みたいな話をされる時ってありませんか?
完全に謎すぎる!
この件について、本当に不思議なんですよね(-_-;)
だって、3Kと名高い介護業界ですよ! どうして? さらに、ご自宅で利用者を家族という立場から介護しているわけですよねぇ。 それを職業にまでしてたら、人生が介護だらけじゃないですか?
こんな事多いのに・・・
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という事で、私がよく聞く介護業界に興味を持つ、利用者の家族さんの話を聞いてきたので、書いてみようかなと。。
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目次
【なぜ?】高齢者の家族がヘルパーになりたがるのか?
実際に介護業界で働くヘルパーからしたら、何で?わざわざ介護業界に来たがるの?って凄く疑問に思いませんか?
だって!家族の立場から、利用者を見ているわけですから、大変さ!って凄くわかってるんじゃないかなと。。それとも?家族から見ると、ヘルパーって凄く楽しそう!って見えるんでしょうかね???
では、実際にどんな理由があって「介護業界」で働きたいと思っちゃったか?を聞いた中でも多かったことを中心にまとめてみました(笑)
親の介護で後悔しているので、介護がやりたい!と思った。
これが、1番多かったように思いますね。
親をまたは、旦那の親とか、介護をしていたんだけど、同居ではなくて家も県外でとか、メインで介護ができなかった事が、少し後悔としてあった事などが理由で、介護の本など読んだんだろうね!「寄り添う!」みたいなことがたくさん書いてあるからなぁ~
さらに、後悔とか出て私もやってみたいかも!ってなったみたいな理由がありましたね。
例えば・・・
ザックリまとめたら、こんな感じに思っている方。
親がまだ生きているケース
親の介護が現実的に見えてきたので、今後の事を考えて、職を選ぶなら介護職に就いて将来親を介護していけたらいいなぁ~
親が無くなられたケース
親の介護を在宅でやっている時に、ヘルパーを見て凄いと思って自分なりに介護を勉強したので、ある程度はできるかなという思いと、もっと介護を知っていれば、親をもっと良く介護で来たんじゃないかなって反省もあって、凄く興味がある!介護を勉強して行きたい!
障害をお持ちのお子さんを育てている親御さん
訪問介護で、障害の自立支援で訪問していると、よく聞きますね。
やっぱり、将来的な介護を考えてもっと自分に知識を付けていきたい!という思いが強いように感じますけど、そういった意識が高いご家族さんは、大体がもう十分できてますよね!っていう方が多いと思いますけどね。
でも、いつまでも若くはいられないので、ボディメカニクスとかね。そういった部分とか学ぶなら、目的もしっかりしているし、凄く経験としてはいいかもしれませんよね。
職探しが上手くいっていないから
これも、比較的に多かったですね。
介護離職ってよく聞くくらいですからね。介護って在宅で家族が行っていくのにはいろんな問題があると思います。
高齢者の病院受診の数って、凄いですよね。さらに、病院好きな人の割合って多くないですか? 病院の先生の話だけはやたら素直に聞くっていう、ちょっとかわいくない高齢者も実際多いですからね(笑)
通院のたびに、家族は付き添いで仕事ができない!とか夜も頻繁に起こされますからねぇ~ここでは、そういった苦労の部分は割愛しますが、まともに働くって考えると、難しい部分もあると思います。
そんな時に!
コンビニとか、駅でよく置いてある求人雑誌ね。 見たら介護業界って多すぎ!さらに、人手不足過ぎて、時間帯を選べる!とか好待遇っぽい事がよく書いてありますよね(笑)
そんなに良ければ、3Kとか言われないと思いますけどね。。
そこの部分を見たら、介護業界でなら働けないかな? あっ!今度ヘルパーさんにあった時に聞いてみよう!
という人も、いますね(笑)
高齢者の家族がヘルパーに向いているか?は疑問です。
介護職員になりたい人の職業イメージと、実際の仕事内容って、ギャップが激しいと思うのは、私だけなのかな?
上司や会社の考えなどの影響なんかもあるので、簡単には言えませんけど、多少のギャップは絶対にあると思いますね。
私は、聞かれたら正直に答えていますが、ここだけは、ちゃんと分かってもらっておきたいかなという部分は、いつも説明するようにしてます。
あくまで、個人的に思った事にはなりますが・・・
実際に働いてから
って、なるよりはいいと思うんですよねぇ~(-_-;)
1対1の業務は無いですよぉ~
基本的に、介護業界は人手不足過ぎる状況ではないかと。。
1人のヘルパーの割り当てを、単純に数で考えたら3人以上は確実だと思いますね。さらに、3人を常に一人で見るとかの業務ではないので、現実のギャップは覚悟したほうが良いかなと。。
ヘルパーが利用者の声に耳を傾けない!というのではなく、落ち着いて相手ができる時間がない!が正解だと思うのですが。。どうでしょうか?
例えば・・・
利用者A:すいません!なんか銀行の通帳を取られたみたいでぇ~心配で心配で(泣き始める)
ヘルパー:大丈夫ですよ!ちゃんとコチラで管理してますから、無くなってませんよ‼心配なら後で一緒に事務局に連絡してみましょうか?
利用者B:トイレ行きたいんですけどぉ~
ヘルパー:わかりましたトイレですね。 Aさんちょっと待っててくださいね。
利用者C:私、なんでここに来たんだろ?なんか不安になってきちゃった。帰らないと!
ヘルパー:Cさん大丈夫ですよ!ちょっと待っててください!後で聞きますから、Bさんのトイレが終わったら、聞きに行きますからね。
利用者B:トイレまだですかぁ~
ヘルパー:わかりました!Bさんすぐ行きましょうね!
トイレにつくと満員で順番待ちだった。。
利用者B:早くしてくれないからよぉ~
ヘルパー:ごめんなさいねBさん。ちょっと待っててくださいね。
利用者A:通帳が!私はドロボウと暮らしてるのかしら(泣き始める)
ヘルパー:大丈夫ですよ!Aさん
利用者C:「もう帰りますから!」とドアの方へヨチヨチ歩き始めて行ってしまう!
ヘルパー:Cさん!ちゃんと話を聞きますから!危ないから!ちょっと座って!
利用者B:いい加減にしてよ!トイレはまだなの!
ヘルパーの心の声:マジ辞めたい
こんな感じで、さらにひどい状況の場合が多いので、「あ~~~!」というイライラと、もっと不安な利用者とゆっくり話してあげて、安心して暮らしてもらいたい!とか、トイレくらいすぐに連れて行ってあげたい!
という、なんか意味不明なジレンマに耐える為には、持って生まれたある程度の「スルースキル」がヘルパーには求められますよ!
大体が、心と体が病んでいく!パターンとして、ヘルパー優しすぎ!が考えられますからね!人手不足は介護の敵!
これは、人がいない!って叫ぼうが何しようが、すぐに問題解決しませんからね(笑)さらに、会社や上司の考え方次第で、離職率がビックリ状態な面も知っておいたほうが良いと思う。
※給料の面を語りだすと長くなりすぎるので、割愛m(__)m
高齢者の家族がヘルパーになりたがる事の考察とまとめ
ヘルパーを目指してみたいな!っていう理由を聞くと、「なるほど!」って思う事も多いんですが、利用者の家族がなぜ?ヘルパーになりたがるかについては、やってみる?と言えない部分も正直多いですね。(あくまで私個人の意見)
この記事は、私が今回かきましたが。
ここ最近、凄く増えたように思いますね!家族さんのヘルパーなりたい願望(笑) 見ていて、がんばってるなぁ~っていう家族さんの方が特に「私、ヘルパーなってみたい」と言い出す事が多い気もします。
確かに・・・
1対1で、真剣に集中して介護をする環境なら、やりがいもあっていい感じに見えるかもしれませんね! ヘルパーになった動機を新人に聞いてみたら、「寄り添って、人生の終焉に向けた安心や楽しみを一緒に!」みたいな感じで話す子もたまにいますからね。
分かる気はしますが、現実は厳しいですよ!
家族に殴られる!とか、排泄や食事の拒否されるのと、ルールが完全に決められて自由度の低い環境の中での他人の介護。
もし、ここまで読んでくれた人で、ヘルパーやりたいかも?って思うけど、不安もあるっていう人いたら、コメントいただいてもって思います(笑)
ただ、私達だと、いい返事ができないかもですけど・・・真剣にはお答えしますよ!
ここまで読んでいただいた方!
ありがとうございますm(__)m
明日も、頑張って介護を楽しくできるといいですね(笑)
無理はダメですよヘルパーさん(^^)v