前回も、介護職員の働く姿勢についてを話したのだけど・・・
前回、ちょっと介護職が向いてないというか、考え方直そうよ!って職員の話を聞いてもらったのですが・・・
「またまた聞いてもらってもいいですか?」
今回は、介護職員の高齢化ってどうなの?
事業所や施設によって色々と違いは出てくると思うけど、職員の資質に対してとかどんな対応しているのか?とかも気になって。。
でも・・・1番はただ聞いてほしい!(笑)
今回も、職員の日頃の業務の問題と、他の会社では同じようなことがあるか?について書いてみたいかなと思います( 一一)
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目次
業務に必須!介護の申し送りとは何?
介護施設では、申し送りという業務があると思います。
今回、この「申し送り業務」について職員に言いたいことがある!という話なのですが、まずは、この申し送りという業務がどんなものか?からチェックしてみたいと思います!
申し送りをする必要とは?
1人の利用者さんを、1人のヘルパーが付きっ切りで介護をするという事は、難しいと思います。 どんなに大事な利用者さんだったとしても、1人が24時間介助を行う事は不可能ですよね。
そもそも、介護はチームで業務を行う職種だと思います。
高齢者の体調や状態は日々変化しますよね。 体調だけでなく、気分的な変化も介護施設ではとても重要だと思います。
例えば・・・
○○さんと△△さんが、席の取り合いを日中にして、軽い喧嘩になった。その事がきっかけで、事あるごとに喧嘩に発展する危険もあるし、共同生活の場(老人ホームなど)だった場合、ちょっとの事でも重要な情報だったりします。
そういった、心と体の両方の面での様子観察などを行い、個別に介護をしていけるように「介護はチーム」で支援を行っていくのが理想だと思います。
介護職って、シフト制が多く午前中にあった出来事は、夜勤の職員が知らないわけですから、口頭での情報共有は必須です。
記録という形で、ノートや日報などにまとめて行く以外でも、口頭伝達によっての申し送りは重要な業務ですよね。
申し送りは自分を守る事にもつながります!
介護はたくさんの人が関り、1人の高齢者をチームで支援するわけなので、○○さんは知っていたけど、私は知らなかった・・・
これでは、一貫した職員の対応ができません!
さらに・・・
こんな状況では、責任問題にもなりかねませんよね。
例えば・・・
下痢が朝から続いていて、夕方までに止まらなかったら、いつも飲んでいる「お薬は中止!」という情報を聞いた職員が伝え忘れたら、どうなるでしょうか?
薬を飲ませてしまいますよね。。。
さらに、下痢が朝から続いている体調面も夜勤の職員がわかるはずがありませんから、下痢が心配でトイレが近くなっている利用者が夜間にトイレの回数が多くなり、さらに下痢で失敗したくないからという事で、慌ててしまい。
転倒!
この情報を夜勤者が知っていたらどうでしょうか?
情報から、その利用者さんの性格などを個別に考えたうえでの「リスクに対する対策」が取れたかもしれません。。。
口頭での、申し送り以外でも、しっかりと記録を残していく事は、「聞いた!聞いてない!」といった責任問題の防止にもつながるので、自分の身を守るためにも、しっかりと抑えて行ったほうが良いと思います。
申し送り業務はどんな感じで行われているか?
申し送りがおかしい?これはなぜ?
どうしてもおかしい!
そんな申し送りが連日回ってきたらどうする???
申し送りとは、駅伝とかリレーのように、先に出勤している職員から、後から出勤した職員に、口頭で情報を回すっていう業務ですよね。。。
ただ、以前から凄く気になってるんですけど、正確に情報が回ってこないのですよ。
そこで・・・
私のフロアーでは、申し送りを口頭で伝えた人が、もう一度伝え回ってくるまで、何度でも聞いている情報でも回し続けるようにしたのです。
申し送りのイメージ!を伝えると、こんな感じ!
- Aさん:左腕をけがしているから様子を見てね!
- Bさん:左腕をけがしているから様子を見てね!
- Cさん:左腕をけがしているから様子を見てね!
- Dさん:左腕をけがしていたけど、ちょっとよくなったけど見てね!
- Aさんまで情報が回り戻ってくる。
これで、全員が知ったな!と発進したAさんが確認したら、終了かさらに様子を見ようか?などに変更していく感じで、その回っている最中にも、
上の説明だと、4番目のDさんが内容を変えているのだけど、大事な事だと思うので、これで疑問もないと思いますが・・・・
なぜ?
このような回し方に申し送りが行われるか?が問題の部分なんです(-_-;)
通常だと、こんな感じに申し送られていくはずが・・・・
Aさんが左腕をけがしていることを発見!みんなに知らせておかないと!と申し送りを行うと・・・・・
- Aさん:左腕をけがしているから様子を見てね!
- Bさん:左足をけがしているから様子を見てね!
- Cさん:左足は治ったから、様子だけを見てね!
- Dさん:問題ありません!完治しました!
- Aさんまで情報が回り戻ってくる。
この後、Aさんが悩んでしまった事は言うまでもありません(-_-;)
しっかり、記録としてノートに記入してもいるので大事には至りませんが・・・
これって「お笑い芸人の伝言ゲーム?」
みたいな状態に、ちょいちょいなってます。。。
申し送りがおかしい!理由を考えてみた。
理由を考えてみたとは、書いたのですが・・・
結論!
職員の高齢化!!!
みんな、ふざけてるわけでなく、まじめに申し送りをしているのに・・・
なぜか?伝言ゲーム状態になる!
ファミリー感のある施設ではありますが、本当に問題が起こる前に何とかしたい!
でも、高齢社会は怖いです! いきなり職員の年齢層を下げます!とか、できるわけないし!かといって、おばちゃん達も頑張っているし・・・
まとめ
申し送りは、とても重要ですよね。
でも、伝言ゲームになってしまうのは、とてもよくない事だと思いますが!思いますが!高齢化が進んだ介護職員には、仕方ない事なのかも???
そうは思いませんか?
だって、私も介護施設経験ありますが、おばちゃんヘルパーというより・・・
おばあちゃん!ヘルパー!
って多いと思うのですよね(-_-;)
これはどうなのか?
確かに、働く環境としては若い職員に負担が来る可能性もあると思います。
でも・・たくましく働くおばちゃんヘルパーってすごい重要な時も多いのですよね(笑)
今後、おばちゃんヘルパーの知恵袋!的な記事も書いていけたらいいなと思います。
現時点では、しっかりとした意見などを含めて書けないかな?って思っているので、この記事に関して、ちょっと考えていきたいなと思っておりますm(__)m
ここまで読んでくれた方に、最大の感謝を!
追記していきますので、また読んでいただけたら嬉しいかなと。。。
ありがとうございましたm(__)m