戦後の日本の代表作と言えば・・・
青い山脈はご存知ですか?
今回は・・・青い山脈について!
趣味がネットサーフィン! 本も映画も大好きな私「らん」が、ちょっと時代を感じさせながらも、古さに味があって昭和を代表する名作!「青い山脈」のあらすじから、映画や大ヒットした主題歌としての「青い山脈」までをチェックしていきたいと思います(^^)v
- 1947年(昭和22年)の原作が知りたい!
- 映画の情報が知りたい!
- リメイクされた4回の映画化!全5作が知りたい!(どう違うの?)
- 主題歌も大ヒット!藤山一郎の青い山脈他も知りたい!
- ロケ地についてなどなど。。
映画ファンや、爽やかな恋愛小説が大好き!という人に、必見なオススメ作品なので、興味がある方は見ていただけると私も嬉しがります(^^)v
さらに・・・
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戦後の日本の変わりゆく時代背景を素敵に表現した名作「青い山脈」は、大ヒットしたこともあり、主題歌の青い山脈は知ってるけどぉ~っていう介護士の方は、雑学として知っておくと、この時代に強くなるかも!?
80代のおばあちゃんと、女子会開ける可能性大だぞ!!(^^)!
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目次
青い山脈のあらすじを紹介する前に、ココはチェックしておきたい!原作はどんな作品?
青い山脈のあらすじ!を原作の文庫小説の方からご紹介したいと思います。
戦後の日本という事もあって、時代風景を想像しながら読んでいくと凄く奥の深い作品と言われています。 昭和の恋愛描写を凄く表現した残しておきたい作品だと思いますね。
青い山脈の、ちょっと笑えるワンシーン!
作品の最中に、ラブレターが出てくるところが有名で、ラブレターの文が「こいしい→恋しい」と書きたいのに、「こいしい→変しい」って漢字が間違っているところを、先生の雪子に指摘される!って場面がやっぱり、印象に残りますね。
恋しい恋しい私の恋人
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変しい変しい私の変人
これは、ダメでしょ(笑)
青い山脈の物語の背景なんかを知れば、80代のおばあちゃんと女子トークできる事まちがいないですよぉ(笑)
青い山脈のあらすじを知る前にココはチェック!
青い山脈は、作者の石坂洋二郎さんが青森県にある女学校の先生だった事から、学校生活を題材にした小説を書いたって言われてます。
原作の書籍は、1947年の昭和22年に朝日新聞で連載されたことがきっかけで、連載後に「新潮社」から発売されました。
朝日新聞で、青い山脈が連載を始めたのが、6月なんですよね。
昭和22年の6月と言えば・・・
日本国憲法の施行されたのが、昭和22年の5月からなので、青い山脈が朝日新聞で連載し始めたのが、日本国憲法が施行されたすぐです。
学校教育についてや学校教育法も同時期の始まりだったので、青い山脈は、小説として発売された民主主義の考えを、広めていくのに凄く貢献した作品なんです!
戦後の、民主主義のこれから!という時代の青春の話が題材なんですよね。
当時の、まだ学校教育や憲法も施行されたばかりの時代で、若い男女の恋愛事情なんかも知ることができる作品です。
青い山脈の物語のあらすじを語る前に!
青い山脈は、朝日新聞での連載後、原作小説が発売されたその2年後の昭和24年には原節子さんが主演で映画化されたんですが・・・
- 映画化続編も有り!
- キャストを変えたリメイク映画化1回目
- キャストを変えたリメイク映画化2回目
- キャストを変えたリメイク映画化3回目
- キャストを変えたリメイク映画化4回目
- テレビドラマ化3回と、何度も世に出ています。
青い山脈のあらすじを紹介!
今回は、原作の小説や最初に放映された原節子さん主演の青い山脈について、あらすじをネタバレしない程度にまとめてみたいと思います(‘◇’)ゞ
青い山脈のあらすじはこんな感じですよ!(私まとめ)
この時代の背景には、「民主主義」とみんなが言いながらも、変わっていく時代の中での、まだ古い習慣と学校という古い体質の中で働く先生たちや、若い男女が一緒に歩く所を見た時の、町の人達の偏見や考え方について、古い考え方と、これから変わっていく物の考え方の中で、貫きとおそうとする先生と生徒の視点から描かれた作品になりますね。
物語の中心の1人である、女学生の新子は、ちょっと複雑なご家庭に生まれます。 そんな新子は、占い師のところに行くのですが、その前に出会った丸十商店の息子の六助が、占いと聞いて面白がり、ついていくんです。
これが、きっかけになって、物語が進んで行きます。
ある日、新子と並ぶ、もう一つの主人公。 東京から転任してきた、新しい考え方を持つ英語を教える雪子先生のもとへ、新子が男性から書かれたというラブレターをもってやってきます。
でも・・・
このラブレターは、新子に向けたいたずらのラブレターで、手紙に書いてある場所へ呼び出してからかう事を目的としたいじめのような目的の物だったんです。
雪子先生は、このいたずらを許さないわけですよ。
犯人を、この偽物のラブレターから見つけ出し、説教します。
すると・・・
新子は、実は転校生で男性との交際をしたという事で、前の学校を退学になっている事がわかります。
そして、六助と二人で歩いている所を目撃されていて、退学になったにも関わらず、また男性と二人で歩いているなんて!という理由から、清純ではない!といたずらされた事がわかるんです。
物語は、ココから、説教をした雪子先生と青春を貫く新子や六助と、古い考えの学校や、古い考えの町の人や男性と二人で歩くなんて不純だ!という生徒やPTAのような人たちとの、戦いになっていくわけです。
青い山脈の感想は?
青い山脈を呼んだ人の感想もまとめてみましたよ!
アマゾンから引用
この作品について、21世紀生まれの人々に特に薦めたい点は、「旧制学校の理想型」である。確かに旧制学校の時代にもさまざまな矛盾があり、理想と遠い部分もあった。しかしながら、旧制・高等女学校や旧制・高等学校に「正しい論理は必ず正しく実行される」というものがあれば、旧制学校の環境は、この作品が描くようなものであったであろう。
この作品は、日本国憲法が施行された1947年(昭和22年)に新聞に連載され、すぐさま出版されたものである。理想的な男女交際や健全な民主主義を描いた作品として名高い。想像に過ぎないが、ポツダム宣言受諾後の日本本土において人々は、ある種の理想を求めていたのではないかと思う。その理想が体現化されたものが、この作品であると考える。
1947年(昭和22年)当時の日本本土の人々が抱いていた理想、それは「理想」であるが故に時が経っても価値を失うものではない。現行の学校制度の中にも良い部分はあるが、同時に旧制の学校制度の中にも良い部分がはあったであろう。あくまで「理想型」ではあるものの、旧制学校の良さが21世紀の現代にも伝わる小説として、この作品を薦めたい。
上の感想のようなご意見が多い作品ですね。
昭和の時代で、変わっていく始めを描いた作品ですからね。 嫌なものはイヤだ!とか、男女の平等をしっかり言える時代になっていく様を描いた青春小説としての代表作なのではないでしょうか?
今だと、当たり前のようなことが、日本国憲法が施行されたすぐの時代では、凄く違っていたんだとは想像はできるけど、当時を知る人からだと懐かしさを感じる作品でしょうね。
この時代を知るには残しておきたい名作かもしれませんね。
アマゾンから引用
終戦まで、個人を消して、国家のために懸命に生きてきたけれども戦後は、個人のために生きることが許される時代になった。
けれども、人間はすぐに切り替えて生きていくことができないもので、さまざまな問題が起きてくる。
それを、若い女性教師(雪子)や教え子の新子たちなど若者の前向きな力と、悪を許さぬきれいな心と、人をいたわるやさしさでもって、力を合わせて乗り越えていく。
読んでいて、本当にすがすがしい。今の時代でも、まったく色あせないテーマで、とても勇気付けられました。あたたかい言葉にあふれています。
28歳の私ですが、もっと早く出会いたかった本の一つになりました。
すがすがしさを感じるっていう意見が、小説や映画を見た感想として多いのも、青い山脈の魅力だと思います。
前向きな、しっかりした意見を大事にする主人公の、新子や雪子先生の行動力と考え方は、読んでいて力強さを感じますね。
映画「青い山脈」も全5作をチェックしてみましょう!
昭和24年に公開された青い山脈ですが・・
その後も、リメイクされて全部で5回も映画化されているんですよね(‘ω’)ノ
話題になった主要人物や、監督などご紹介したいとおもいます。
青い山脈 初回の1949年のキャスト紹介
青い山脈の初回の映画化は、
1949年
青い山脈と続・青い山脈の2作品の構成なんです。
原作:石坂洋二郎
監督:今井正
脚本:今井正・井出俊郎
主題歌:青い山脈(藤山一郎・奈良光枝)
島崎雪子役:原節子
寺沢新子役:杉葉子
梅太郎役:小暮美千代
金谷六助役:池部良
ガンちゃん役:伊豆肇
青い山脈 リメイク1957年度版のキャスト紹介!
1957年に映画化された青い山脈は、
- 新子の巻
- 雪子の巻
の2作品からできているんです。
脚本の井出俊郎が継続して脚本を手掛けているんですが、
監督は・・・
- 新子の巻が山本嘉次郎
- 雪子の巻が鈴木英夫
島崎雪子役:司葉子
寺沢新子役:雪村いづみ
金谷六助役:久保明
梅太郎役:淡路恵子
撮影地が、岐阜県の恵那市で有名です。
青い山脈 1963年度版のキャストを紹介!
監督:西河克己
脚本:井手俊郎、西河克己
寺沢新子役:吉永小百合
金谷六助役:浜田光夫
島崎雪子役:芦川いづみ
梅太郎役:南田洋子
1963年度の青い山脈は、主演に吉永小百合さんでも有名ですが、この作品から、女学校という名前を時代に合わせた設定にして、女子高等学校に変わってるんですよね。
時代によって変わっていくのも見れるので、そこの辺りも映画青い山脈の見どころの一つですね。
吉永小百合さんが演じる青い山脈はちょっとだけ見れますよ!
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青い山脈 1975年度版のキャストを紹介!
監督:河崎義祐
製作:金子正且
脚本:井手俊郎、剣持亘
金谷六助役:三浦友和
寺沢新子役:片平なぎさ
島崎雪子役:中野良子
梅太郎役:星由里子
時代によって変わっていく感じが凄いですね(笑)
青い山脈’88 青い山脈1988年度版のキャストを紹介!
監督:斎藤耕一
脚本:山田信夫
沼田玉雄約:舘ひろし
島崎雪子役:柏原芳恵
寺沢新子役:工藤夕貴
寺沢房子約:野際陽子
林恭子約:加賀まりこ
金谷六助役:野々村真
梅太郎役:梶芽衣子
この青い山脈は、舘ひろしの保険の先生である、沼田役が凄く話題になった作品ですが、大きくリメイクされた青い山脈ですね。 この作品を始めに見て、青い山脈を語る人と原作の青い山脈を見て語る人だと、どうなるのでしょうか?
ちょっと興味があります(笑)
青い山脈の主題歌も大ヒット!昭和を代表する歌謡曲では1位
青い山脈は、朝日新聞で連載されてから映画になりましたが、主題歌の「青い山脈」も映画が上映された1949年、映画の少し前に発表された曲なんですよね。
現在、高齢者の施設とかで良く歌われるのは、藤山一郎さんが歌っている青い山脈じゃないかと。。
原曲は、デュエット曲ですね。
映画でも主題歌としてうたわれた歌「青い山脈」は、デュエット曲の青い山脈なんですよね。
バージョンがいくつかあるらしいですが、藤山一郎さんが歌っているパートはあまり変わらないようですけど・・わかる人にはわかるのかな?
一応紹介します!原曲はこの歌だよ!
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主題歌「青い山脈」を紹介しますね!
映画「青い山脈」の主題歌としても有名な歌ですが、最初は
- 藤山一郎さん
- 奈良光枝さん
が、デュエット曲として歌っていましたが、奈良さんが、早くに亡くなられてしまったんですよね。それで、藤山一郎さんお一人で歌っているイメージを持っている世代の方も多いのではないかと。
人気の実力としては、大みそかのテレビ番組で有名な、NHK紅白歌合戦でも、2回歌われてるんですよぉ(^^)v
さらに、昭和の名曲として語りづきたい曲のベスト200では、1位に選ばれてもいるんです。
青い山脈は、カバーされた事も多い曲としても有名ですよね。
さすが、名曲は色んな人にカバーされてますね( ..)φメモメモ
ご紹介しときます。
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- 藤山一郎、奈良光枝がそれぞれステレオ録音で再録している。
- 美空ひばり
- 神戸一郎・青山和子(1963年、同名の映画の主題歌として使用された)
- 梶光夫(1966年、同名のテレビドラマの主題歌に使用された)
- 坂口良子・志垣太郎(1974年、同名のテレビドラマの主題歌に使用された)
- 石川さゆり・潮哲也(1975年、同名の映画の主題歌に使用された)
- 矢野顕子
- 河合奈保子
- 舘ひろし(タイトル「青い山脈’88」、同名の映画の主題歌に使用された)
- Brave Combo
- 東京スカパラダイスオーケストラ
- 桑田佳祐
- 2009年の『第60回NHK紅白歌合戦』ではNYC boysがスペシャルメドレー内でこの曲を披露している。
- 2012年からのソフトバンクのCM
- 北朝鮮のグループ、普天堡電子楽団が1991年の日本公演でカバー(後に北朝鮮国内で発売されたビデオ、CDでも収録)
まとめ
青い山脈って、文庫本から映画になって、主題歌は大人気と凄いですよね。
キャストも豪華で、どの青い山脈が好きか?って話も出てるようですから、ファンは多いのではないでしょうか?
時代背景が、凄く出ている事でそこがすごく爽やかな感じもして、私達のように介護業界で働くヘルパーさんには、話題としては良いのではないかと。。
特に、80代のおばあちゃんには凄く話題として通じるものがあるんじゃないかな?と思いますね。 映画や文庫よりも主題歌としての青い山脈がイメージとしては強いんですけど、原作の文庫小説も凄くファンがいいんです(笑)
今回も、長くなりましたが、
読んでいただいてありがとうございますm(__)m
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