人間関係が極悪な状態って経験した事ありますか?
経験したくありません!
デイサービスって、介護職の中でも人気は高い方じゃないかなと思います。 給料面ではちょっとアレですけど。。女性率の高い介護業界では、デイサービス勤務だと夜勤が無いとか、日勤帯でのシフト構成が多いから、家の事ができるっていう理由で働きやすさはあるかもしれませんね。
そんなデイサービスですが・・・
こんな話もあります。
介護職をしていて、デイサービスで働いています。
働く中で人間関係のトラブルや悩みが頻繁で、長く続けていける人は精神面が強すぎて、なんか「信じれるのは己だけ」みたいな状態なので、他人の事に対して無関心を貫き通さなければ続けて行けそうにありません。
どうしたら、自分の仕事が楽になるか?の追及に走っているように見えていた時期は、まだ「こういう風にはなりたくないなぁ~」って思って頑張ろうともしていましたが、もう自分の力では変えられないって思いだしてからは、ひたすら人間関係で憂鬱です。
明日のシフトを見て、人間関係の部分を考えるだけで、涙が出てきて眠れません。
今回は、ここまで病んでしまう前に参考にしてもらえたらなと思います。
さらに、ここから話を聞くと「人間関係が極悪だわぁ~」って感じるんだよ。
なんで?普通に介護職員としてデイサービスで働いているだけなのに、ここまで人間関係で悩まなくてはダメなの?って思っている人もいると思います。
私も、なんでこんなに・・
と、思った経験もあるので、少しくらいは気持ちをわかるかなと。。でも、自分なりに、人間関係を良好にしようと努力しても改善できる場合とできないでしょ!っていう時は、割とはっきりしているように感じますね。
介護士って、責任感が強い人もいるので、なかなか放っておく事が出来ず、悩んでいるという人も多いです。
今回は、デイサービスで人間関係がこじれまくった原因やどこまでのラインであきらめたほうが良いか?などのチェックポイントについても書いてみたいと思うので、参考にしてもらえたら嬉しいですm(__)m
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目次
デイサービスの人間関係に悩みを持つ場合の業務ってどんな感じ?
まずは、介護職の中でもデイサービスってどんな感じの業務なのかについてから、軽く見ていきたいと思います。
人間関係にポイントを当てたデイサービスの業務を簡単に見てみよう!
色んなデイサービスがあります。
お泊りができる夜勤があるデイサービスもあるし、時間が延長してサービスを行うレスパイトケアに力を入れているとか、様々な取り組みがあると思いますが、デイサービスの人間関係についてをまとめて行きたいので、業務の流れではなく、人員の配置など、どんな感じなのか?について見ていきたいと思います。
人員配置という規定が、デイサービスにもあるんですよね。
定員が15名のデイサービス。 簡単に言えば、1日に15名の利用者さんが訪れるデイサービスだと、
全体の職員の数は、10名は超えると思います。
その中に、相談員がいて介護士がいて、看護師かな。実際に1日の業務についているのは、
- 相談員が1名
- 介護士が4名くらい
- 看護師が1名
と、いう感じではないかと思います。
実際には、15名の利用者さんに対して、介護業務をするのが、
- 介護士 4名
- 看護師 1名
になるのでは?と思うので、5人で15人を見ましょうという感じが一般的だと思います。(人員配置も考慮したらデイサービスは3対1と言われているので)
人間関係に関係するポイントを見てみよう
ここから、人間関係に関係するポイントは?
常勤スタッフと非常勤スタッフの割合ですね。ここ重要です。
常勤が1人に非常勤が3人って感じが多いのではないかと思います。 経営的に常勤スタッフの方が多いよ!という事は珍しいかもしれません。
こういった感じだと、常勤(正社員)の介護士にかかる負担は大きいように思います。 デイサービスだと、1日のスケジュールがしっかり決まっているので、残業も出てきます。イレギュラーな事態が多いと思うので、回りきらない作業、日誌記録や掃除だったり、行事の段取りなど残業になるでしょうね。
あと、年代についても注目です。
正社員として働く介護士に比べて、ベテランとなった非常勤(パート)の年代の方が高いケースがよくあると思います。
一言で言えば、指示出しにくい(笑)
さらに、圧倒的に人数が非常勤のほうが多い。
体力的にデイサービスはハードな仕事なので、非常勤のスタッフの人数は要注意なポイントだと思います。
業務の流れと内容を予想してみると。。
ここまでを、イメージしたまま業務の内容を簡単に考えてみます。
- 送迎がある
- 昼食の調理について
- 入浴
- レクリエーション
送迎なんですが。。
車の免許がいりますし、利用者さんの家に迎えに行き、デイサービスの終了と同時に送るという作業な為、安全面での運転の力量がいりますよね。
昼食ですが。。
デイサービスは全員同じメニューや全員一緒の調理方法はダメですね。
- 固いもの食べられない。
- 呑み込みが悪すぎ。
- 食べる速度が遅すぎ。
と、いうポイントがあるので、調理方法も変えたり、人数も15人以上作るので量的にも難しいですが、誰が作るのか?が問題です。
専門の職員がいるって幸せです。
先ほどの4人の介護士の中から誰か1名が作るという事も多いと思います。
入浴ですが。。
15人がデイサービスに来ているわけですから、最大で15名の入浴介助ですね。 これは正直厳しいと思います。
これも2名がかりで入浴介助すると思うので、連続で毎日入浴介助を行わなければいけない状況だと、凄い体力的にきついかもしれませんね。
4名の介護士の中から、2名が入浴介助、昼食づくりに1名の介護士だとしたら、残りは、看護師1名と介護士が1名
その中から、レクリエーションやトイレ介助に、話し相手や緊急な対応もしなくてはいけません。
さらに・・・
デイサービスは、閉鎖空間です。
と、いうのも、敷地的な話だと15名定員のデイサービスでは、15人の利用者に5人の職員で20人が動き回り、リハビリ用の機材や、テレビにテーブルに15名以上が座れる15個以上の椅子が並んでいるわけです。
狭く感じると思いますね。
この、実際の面積よりも狭く感じる閉鎖空間で、超が付くほど忙しい業務を毎日回していくわけです。
人間関係どうでしょうね。。
ここまでの、デイサービスの業務を簡単に覚えておいてもらってから、どうして?デイサービスの人間関係が極悪な状態になるか?を考えてもらうと、自分に合わせた改善策や見切りをつけるポイントにもなるかなと。
もし、現状であなたが人間関係に悩んでいるとして、放置していたら改善するでしょうか? 自分を大切にしなくてはいけない時期に来てはいませんか? まだちょっと大丈夫!って思えるうちに考えれる為に、必要なポイントを見ていきたいと思います(‘ω’)ノ
デイサービスの人間関係良好な時と極悪な時の違いは?
今から、お話しする話は本当にあった怖い話をまとめたものです。 体験談が多く寄せられるので、怖い話をたくさん聞いてますが、その場やその人によっても変わる部分が多いです。
ここでは、多くあるものとして良い状況なデイサービスと人間関係が凄く悪くなってしまったデイサービスと比べながら、お話していきたいと思います。
朝、出勤した時にこうなります
人間関係が良好な場合
明るい声掛け「おはよう」のトーンから大きく明るいです。 さらに、先日の申し送りなどから、利用者の状況だけじゃなく「昨日、風邪気味だったんだって? 今日の入浴登板だよね? 変わってあげるよ!」など、業務に入る前からお互いの体や事情などを察したねぎらいの言葉が飛びかいます。
人間関係が最悪な場合
「おはようございます」は基本的に発声練習みたいなものです。 誰も応答はしません。聞こえてくるのは、誰かの舌打ちか遠くの方でちょっと聞こえる程度でささやく職員の悪口暗いです。 出勤してドアが閉まった瞬間に、気分が悪くなるのを感じます。
自分以外の周りについての見え方
人間関係が良好な場合
利用者の動きに合わせて、他の介護士の作業内容を見て他人のフォローに駆け付けます。 駆け付けられない場合でも、あなたの苦労はわかってますが、手が離せないという内容の声掛けをします「ごめん!○○さんがお茶こぼしちゃったから手が離せないの!大変だからすぐ助けに行くから待っててね!」みたいなねぎらいを忘れません。
人間関係が最悪な場合
自分の背後は恐怖の対象でしかありません。
見えないところで、誰が自分の悪口を言っているかと思うと、背後に恐怖を感じます。舌打ちや、声に出ている事に気づいていないかのような「ブツブツ」という愚痴におびえて業務をします。 たまに、物にあたる音が聞こえてきます。 洗濯機に向かって怒る。 コップを置く音がやたらと大きい。
作業が大変な場合
人間関係が良好な場合
大変な部分については、日々の業務から予想がつきます。 相談したり手を抜くところを決めたり、助け合う心が大きいので、忙しい時にはみんなで乗り切った!という達成感が生まれていきます。
人間関係が最悪な場合
簡単な作業を取り合います。 やたらと仕事しているふりが上手くなっていきます。 誰もがわかる仕事でもバレバレなのに時間をあえてかけて行くので、要領よさと押し付けるタイミングが卓越していきます。 知能犯が多くなりますので、注意する事が難しいケースも多くみられます。
業務の習慣と慣れ
人間関係が良好な場合
悪口はありますが、対象が職員ではなく利用者です。○○のおじいさんが今日また、若い職員の胸を触った!今度見たら私が絶対怒ってやる!と、職員の為に立ち上がります。 そのため、対応方法もみんなで教え合うので、頑張れば頑張った分が成長に繋がり業務も楽になっていきます。 利用者さんも職員が団結している事を悟り、ワガママが減ります。
人間関係が最悪な場合
人の悪口でしかコミュニケーションが取れません。 誰かと意思の疎通をしたければ、とにかく誰かの首を差し出す感じです。 最低です。 これになれてしまうと自分の家庭環境もすさんでいきます。
デイサービスの人間関係が悪化した状態は改善できるか?
デイサービスで、人間関係に悩みを持ったとします。
その、人間関係が改善できるか?は凄くケースバイケースになると思いますが、確立だけの話をすると、他の介護職に比べてデイサービスは人間関係の問題が解決する可能性は高いと思います。
その理由について考えてみたいと思います。
介護士の働いている人数が少ない
デイサービスだと、関わる介護士の人数が少ないと思います。
上の例えで例に挙げてみると、15人定員の感じで介護職員数は10人くらいだと思います。この中での人間関係なので、悪く見れば最悪でしょうけど、逆に元凶がいる場合だと、その元凶を何とかしてしまえば上手くいくかもしれないですよね。
それで・・・
ここまで読んでみて、自分がデイサービスの人間関係で悩みを持っている場合、人間関係が甘くない‼改善はしないよ!とはっきり思う方は、転職がお勧めです。
理由があります。 デイサービスの場合、人間関係がこじれて行くケースでよくあるのが、職場がもうダメ!って事です。 簡単に言うと負の連鎖が見えないところでガッチリと構築されているかもしれないからです。
私の知っているケースで改善した話し
完全に、人間関係がデイサービスでこじれ切っていた場面で、大きくこじれた原因が、非常勤の介護士がワガママ放題というケースがありました。
例えば・・・
自分の用事を突き立てて、シフトを優先に入れてもらえるようにする。 嫌な仕事は逃げる。時間の使い方が上手くなり、手を抜く事への執着が見られるなど、頑張って働く意思が強い人が損をするというのでしょうか?そんな感じだったそうですが、
元凶の人間が、実は口だけが強いだけで、中身が弱かったんです。
開き直って、戦いを挑むとコロッと倒せてしまい、居心地がよくなってしまったケースです。
さらに・・・
職場自体の離職率が悪すぎて、我慢していたら嫌なヤツが消えた。とか、気の合う人がまとめて入ってきたおかげで、派閥争いに勝てた。などもデイサービスのほうが確率的には起きやすい気がします。
ただし、注意点はデイサービスの場合ですね。
デイサービスという名前だけど、実際にはお泊りやレスパイトを主流としたお泊りデイサービスだと、職員の全体の数がさらに増えてしまい、激務が24時間体制になるので、当てはまらないように思います。人間関係がさらに悪化する予想ができます(笑)
閉鎖的な制度が大きいデイサービスですから、みんな本当は仲良く働きたいと思っているかもしれません。でも・・実際には上の話であるように人数が配置基準だけを考えているために、過重労働すぎて厳しい事から、人間関係にまで頭が回らいという事態になっているだけかもしれません。
意外ともろい!非常勤の気が強いだけのおばちゃん(笑)
デイサービスの人間関係で悩んだ時のチェックポイントはココ!
デイサービスの人間関係がこじれて悩んでしまった場合に考えておくポイントは、2種類かなと思っています。
- 元凶となる人物がいるか?
- 職場の運営方針が悪なのか?
諦めたほうが早い!運営方針がおかしい場合とは?
まずは、デイサービスだけでなくどの職でも同じだと思いますが、職場全体で負の連鎖を垂れ流している感じの場合には、どうしてこんなに「人を大事にできないか?」を見てみると良いと思います。
人手不足です!
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じゃぁ!募集しよう!そうしよう
簡単に人員不足と考えて、募集したら何とかなると思っているのは、現場を知らなすぎだと思いませんか? もっと言えば、現場で働く者がどこがどう大変で、どれくらい人員が必要なのか?聞いてくれても良いと思うんですけど、どうでしょうか?
女性で何とかならない‼ケースが原因で大変だったとします。 例えば、セクハラがひどすぎる人に手がかかりすぎて人員不足と感じているなら、セクハラしている利用者が悪いのですから、断るのも大事な事では?
それで、人員がいらないとなれば本来は施設も得なのかもしれないのに、わかった気になって、人員を補充したら入ってきた新人がいるおかげで、手を抜く職員がさらに楽をして、頑張ってる人だけ何も変わらずセクハラ地獄が継続って事ですよね?
だって、セクハラで困るってケースは、セクハラ対象者がいるわけでして人員増えても重労働やストレスの部分は変わらないですよね? 人員増やすなら、男性介護士が増えるしかないですよ。
これは、人にやさしくないケースです。
元凶がいる事で、人間関係が悪化しているケースの場合
この場合は、元凶のデータを取りまくることがポイントです。
諦めるにしろ、改善策を考えるにしても、ここだけは重要で、相手の分析をしましょう!これは本当にお勧めで、客観的に自分の感情をできるだけ入れずに、元凶となる対象人物の情報から少しづつ集めていきます。
- 共通となる話題があるか?
- 家族はどんな感じか?
- 好きなものは何か?
- 休みの日は何をしているか?
- どの地域に住んでいて、どんな交流があるか?
例えばなんですが、家族が子供1人でシングルマザーで子供が大きいのに手が離せず、経済的に厳しそうだと分かったとしますよね。
この場合だと、転職です。 子供の件もあって辞めないでしょうね。 居残り続ける確率が高い!そう予想できるし、大きな子供に手をかけすぎる介護士多いです。 依存心強いタイプじゃないでしょうか?辞めないですし、大事なものがあるので、職場の関係は必要ないと思っている可能性もあります。
逆に・・・
ママさんバレーに命を懸けているような感じで、実はプライベートは社交的で、テレビや映画もよく見るみたい!通販で良くなんか買ったりもしている。
こんなケースがあるんだと知った場合。勇気を出して、開き直って語り掛けて、ねぎらって行けば、実は気の合う友人にまでなったというケースね。これ実話です。
データの収集をしておくとこんな時にも便利かも!
データを集めて行くと、この人はこんな感じな人だ!とわかってくることもあると思います。その中で、絶対こいつ無理!って感じたら、元凶となる人物から逃げる事だけにデータを使う事で、ちょっと時間稼ぎできます。
自分の集中もそっちに向くので、ストレス貯めまくって悩むより良いと思います。
その間に転職活動!
コレがベストな選択です(笑)
まとめ
デイサービスでは、よくも悪くも閉鎖的な空間になりがちですよね。
人気が高いのは、勤務体系だけであってそれって初めから職場重視よりプライベート重視の人が集まりやすい!って部分ですよね。
さらに、給料も夜勤がない分低賃金だと感じる事もあって、ストレスが溜まる速度が速いですね。 忙しさだけは凄いですからね。
あと、地域が変わるとデイサービスは変わりますよ!
私の実体験ですが、土地柄で利用者さんの感じが全く違いますね。 送迎や毎日の入れ替わりがあるデイサービスでは、訪問介護並みにクレームも多いですからね。精神的に厳しさを感じてしまうケースも利用者さんしだいです。
転職を考える場合には、地域を変えてみる!
これは、覚えておいてもらえるといいかもしれないと思います(^^)v
開き直って、元凶となる職員と戦ってやる!って思った瞬間に、相手がめちゃくちゃ弱かった(笑) というケース多いですよね。 相手もデイサービスだと逃げ場ないですから、オリの中で戦ってるようなものだと思います。
勇気はいりますが、ストレス貯めこむよりは戦ってみる方がすっきりするかもしれませんよね!(^^)!
ここまで読んでいただき
ありがとうございますm(__)m
デイサービスについても、今後も色々と話は聞きますので書いていきたいと思います。