とある就活サイトで「底辺の職業ランキング」というものが公開されて、現在SNSを中心に炎上していますね。名前だけ聞くと職業差別にも繋がりそうな感じなのですが、の記載されていた職種もかなり多く、反発する意見も出ている状態です。
そもそもなぜ「底辺の職業ランキング」というようないかにも炎上しそうなランキングが公開されてしまったのでしょうか?今回は製作者(著者)や、就活サイトの社長が書いた?という疑惑などについて調査してみました!
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底辺の職業ランキングが炎上!報道内容をまずはチェック!
普段普通にこういった職業を無意識に差別しているから何の違和感も感じず作れるのだろう。コロナ禍でフードデリバリーしてくれる人の服装を非難していた上級国民もいたけど、どんなに金持っていようが、普段偉そうな事言ってようが、そういう人間こそが底辺なんだと思うよ。https://t.co/qfSjqegQ6T
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) June 29, 2022
底辺の職業ランキングという聞くだけで炎上しそうなタイトルのランキングが発表されましたね。以前から一部では底辺とか上流など職業をランク付けする風潮は見られましたが、今回は完全に炎上している状態です。
なぜ底辺の職業ランキングが炎上してしまったのか?という部分を理解するために、まずはどのような経緯でこの「底辺の職業ランキング」が話題になったのかを確認していこうと思います!
新卒向け就職情報サイト「就活の教科書」が公開した「【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧」などと題した記事に対し、2022年6月下旬から「職業差別を助長する」といった批判がツイッター上で相次いでいる。運営会社は指摘を受け、28日までに記事を削除した
底辺の職業ランキングは6月30日(2022年)にネットニュースで報道されたことをきっかけに、多くの人の目に触れたのですが、その前にTwitterで批判が始まった経緯もあったようですね。
底辺の職業ランキングとかほざいてる人に送りたい pic.twitter.com/CrsFAwJTy5
— BELL (@BELLCIDO) June 29, 2022
最初は大手就活サイトの「就活の教科書」で底辺の職業ランキングが掲載されたことが、始まりだったようです。
就活の教科書とはどんなサイト?
新卒の大学生をターゲットにした就職支援サイトで累計PV(閲覧数)が3500万、SNS総フォロワー12万人という業界でも最大手のサイトの一つ。
運営会社の代表を務める岡本恵典さんは数多くのメディアからも取材を受けるなど、就活に与える影響力も持っている。
底辺の職業ランキングはで取り上げられていた職種は以下の12種になります。
- 土木・建設作業員
- 警備スタッフ
- 工場作業員
- 倉庫作業員
- コンビニ店員
- 清掃スタッフ
- トラック運転手
- ゴミ収集スタッフ
- 飲食店スタッフ
- 介護士
- 保育士
- コールセンタースタッフ
いずれも無くてはならない職業ですよね。そして底辺の職業ランキングでリストアップされた職業に従事している人数もかなり多いのが事実でもあると思います。
現在は炎上している底辺の職業ランキングですがすでに削除されたしまった記事内容では、これらの職業を擁護している部分もあったそうです。
記事の冒頭では「何を底辺職だと思うのかは人それぞれ」だとし、「一般的に底辺職と呼ばれている仕事は、社会を下から支えている仕事です。そのような方がいるからこそ、今の自分があるのだということには気づきましょう」と書かれている。
SNSでは底辺の職業ランキングの職種のみがピックアップされて、炎上していますがすでに削除された記事内容では一応フォローしている部分もあったようですね。
ただ名前が「底辺の職業ランキング」ですからね~。インパクトをつけて読み手の興味を引くという部分が悪い意味で働いた結果になったとも考えられます。
底辺の職業ランキングの製作者(著者)は誰?社長説やなど真相に迫る!
就活情報サイト「底辺の職業ランキング」に批判殺到 12の職を羅列…運営会社は削除し「事実関係を確認する」#就活の教科書 #底辺の仕事ランキング https://t.co/mocMlQV8cE
— J-CASTニュース (@jcast_news) June 29, 2022
SNSで大炎上して削除されてしまった底辺の職業ランキングですが、その製作者(著者)も気になりますよね。一体どんな人物が記事を書いたのか?という部分を次は調査していこうと思います。
まず底辺の職業ランキングは就活支援サイトの就活の教科書でアップされた記事です。すでに削除されてしまっていますが、製作者(著者)はサイトの運営に関わる人物か外注などの可能性が高そうですね。
報道でも底辺の職業ランキングの制作者に関する情報が出ていました。
「就活の教科書」を運営するSynergy Career(大阪市)は29日、J-CASTニュースの取材に対し、「弊社では現在、いただきましたご質問内容につきまして、今回の記事の作成者に、改めて記事の作成経緯を含め事実関係を確認し、弊社内で、今後の対応について検討中でございます」と回答した。なお、記事の監修者は同社の社長となっていた。
「就活の教科書」はサイト内に約1600記事もあるため、全てが同じ人物ではなく複数の人間によって作成された記事をアップしていたサイトだと考えられます。当然、外注に依頼して記事作成をしていた可能性もありますね。
一応社長の岡本恵典さんが底辺の職業ランキングを監修したという形にはなっているのですが、制作にどこまで関わったのかは不明な状態です。SNSでは一部の人間が、岡本恵典さんが底辺の職業ランキングを制作したとして叩くコメントを出していますが、製作者(著者)本人と決まったわけではありません。
ただ岡本恵典さんの名前を監修としてを具体的に出ているということは、底辺の職業ランキングの内容にOKサインを出したということだとも受け取られますよね。製作者(著者)が本人では無かったとしも、怒りの矛先が向いてしまうのは仕方が無いかと思います。
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