北京オリンピックの女子フィギュアについて、カミラ・ワリエワ選手のドーピング問題が連日報道されていますね。ドーピング陽性だったにも関わらず、出場したことについて批判の声がすごいですが2022年2月17日にフリーが終了し、ワリエワ選手についてはさまざまな波紋が広がっています。。
その中でも、フリー4位に終わったワリエワ選手の演技については
- わざと転んで失敗したの?
- 他のロシア選手が表彰式に出られるように失敗を指示されたの?
と言う憶測が飛んでいます。
今回はそのワリエワ選手のフリーのスケーティングについてSNSの反応や海外選手のコメントなどをチェックしてみました。
|
|
目次
ドーピング疑惑のワリエワ選手のフィギュア女子フリーの演技が「かわいそう」と話題に
【ワリエワ参戦 他の選手から怒りも】https://t.co/qOyuH30CLF
北京冬季五輪で15日にあったフィギュア女子SPに、ロシア・オリンピック委員会のワリエワがドーピング検査で陽性反応を示しながら異例の判断で出場した。「公平性」が揺らぎかねない事態に、出場した選手からは否定的な声が相次いだ。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 16, 2022
2021年12月の段階でドーピング検査に引っかかっていたにも関わらず、北京オリンピックへの参加が認められたワリエワ選手。モヤモヤしたまま大会が始まり、ドーピング問題では厳しい声もたくさん聞こえてきましたね。
ワリエワ選手はあまりにも完璧に強すぎて『絶望』と言うあだ名で呼ばれていましたが・・・
ショートでは1位で完璧な演技を見せて、フリーでは4位と言う順位で幕を閉じました。ドーピングの検査結果が事実である以上、こうなる前に辞退するべきだったと言う声もありましたが・・・
昔、ロシアに約2年半住んで練習していました。今は、豊かになりましたが、それでも貧富の差はあり、練習着を買えない子もいた。一人の選手の活躍に親戚一同、チーム全体の人生がかかっているといった状況は、日本では想像できない。でも、選手は機械ではない。身体は、壊れたら元に戻らない。
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) February 15, 2022
このドーピング問題に関してはいろんな人が見解を出していますが、
- ロシアでは生きていくためにそうせざるを得ない環境の人もいること
- ロシアではドーピングが当たり前のように行われていること
などなかなかに根深い問題であることも初めて知りました。
選手も「これは強くなる薬だよ」と言われたら疑うかもしれないが、「肌が綺麗になるよ」と言われたら、十代の女の子だったら、どうだろうか…
— 村主 章枝 Fumie Suguri (@fumiesuguri) February 15, 2022
ものすごく大人びて見えますがワリエワ選手はまだ15歳。周りの大人に言われたら従う他なかったのかな?と思うと本当に辛いです・・・
ドーピング問題を受けてワリエワ選手の北京オリンピックの順位に関しては暫定的なものとして扱われ、もしワリエワ選手が表彰台に乗ることになったら表彰式は無しになると言う方向で動いていましたが・・・
『絶望』と呼ばれたワリエワ選手が表彰台に上がる可能性の方が低いとみて、世界からも大バッシングを受けていたところ、女子フリーの演技で失敗の連続。
k.ワリエワ
女子フリー pic.twitter.com/ge7KReSrDT— 虎ちゃん【津島忠】 (@P7InLetd0GGgTso) February 17, 2022
いつもの華麗で力強い演技とは違い、悲しみが伝わってくるようで見ているこっちが辛くなりました。
この演技を見た方の反応を見ているとドーピング問題があったにせよ、かわいそうだと言う声が多く聞こえてきました。
【ワリエワ】わざと転んで失敗はむり?「演技ミス指示」説は本当にあったのかに迫る!
ワリエワの涙来るものがある…
確かに彼女のドーピングは許されんが、どうせロシア側がまた組織的にやったに決まってるし、それをこんな15歳の女子に重い十字架を背負わせて自分等は知らんぷりか?
そりゃないでしょう…
ワリエワのメンタルはボロボロだし休養もあり得る。#フィギュアスケート pic.twitter.com/9TR8eZBc0W— k a z u m a (@kazutan__1220) February 17, 2022
女子フィギュアフリーのワリエワ選手の演技を見て、
- ワリエワちゃん可哀想・・15歳なのによく頑張ったよ。
- ワリエワ選手かわいそうで見てられない
- ワリエワちゃん、可哀想すぎる。過程がどうであってもまだ15歳。
といったワリエワ選手を慮る声がたくさん溢れていました。ドーピングをしていたとはいえ、まだ15歳なのに周りの大人たちのせいで本当に辛いと思います。(とはいえドーピングは許されるものではないのですが・・・)
なんか、、、
ワリエワがボロボロ過ぎて、
わざと表彰台に乗らない程度に、
坂本花織の得点をを越えないように、
って 大人たちから
指示をされた感じがして
どうもスッキリしないね。15歳にこんなのことを背負わせて
何やってんだよ。— NekoMimiyo (@NekoMimiyo) February 17, 2022
今回ドーピング以外の疑惑が沸いている件、ワリエワ選手の演技は『絶望』らしからぬ失敗の連続で
- ワリエワ選手のジャンプ失敗はわざと?
- ロシア2人のメダルが確定したから、失敗するように指示を出した?
などの憶測も飛んでいるようです。
少しワリエワ選手の演技を見たことがある人や今回初めて見た!と言う人はドーピング問題や表彰式のことがちらついて『これってわざと?』と思う人が多かったのかもしれません。ただ、フィギュアをよくご存知の方からは『わざと失敗は無理』と言うご意見が!
ワリエワわざと失敗したとか言ってる人いますけどアレはわざとは無理です。パンクとかなら分かるけどジャンプわざとあの失敗の仕方とか絶対無理ですから。見た感じ集中しきれてないというかメンタル弱ってるっていうかそんな感じだったね。フィギュアは完全にメンタルスポーツなのよ
— みるく (@liiion__s) February 17, 2022
実際に演技を見てみると、演技をする気力が残ってない・ジャンプを飛ぶ気力を失っているように見えるのでメンタルが影響しているのが見てとれる気がします。
また、ロシア側からわざと演技をミスするように指示されたのでは?と言う意見もありましたが・・・
#ワリエワ 選手
まだ15歳なのに、かわいそうに😢転けて役員4人、顔逸らすとは、帰国後大丈夫かなぁ? pic.twitter.com/m07fsaMf4r
— フロイト🐟🍀 (@CrAbnormal39) February 17, 2022
エテリコーチの反応を見れば指示は出していないのではと考えることができます。。
ジャンプ後、成功かと思ってガッツポーズ→ワリエワ選手転倒→コーチ陣鬼の形相で顔見合わせ
と言う動画もありましたので、ワリエワ選手の演技失敗の理由はわざとではなく、メンタル的な部分が大きかったのではないかと予想します。
ワリエワ選手が
「『少なくとも、これで表彰式は中止されないだろう』とワリエワはコーチのエテリ・トゥトベリーゼに語った」
と報じられていますが・・・
この言葉を言った時どんな気持ちだったのか考えると辛いですね。
ワリエワ選手ついて海外や日本のスケーターからの反応は?コメントをチェック
悲嘆のワリエワにこんなこと言ってたのか…… pic.twitter.com/2W4lmWIA5J
— ✍ (@kaikoaka2) February 18, 2022
フリーの演技終了後、失意のワリエワ選手にエテリコーチは「なぜあきらめたの? なぜ戦いをやめたの? 説明して」と詰め寄ったらしいですが、苦しい顔をしたワリエワ選手が本当にかわいそうでした。。
アメリカのフィギュア中継で解説をしてたジョニー・ウィアーとタラ・リピンスキーがワリエワ選手の演技中 終始無言を通したっていうの、とても真っ当な対応だと思う。
15歳が流した涙には本当に胸が痛むけれど、彼女を泣かせた”真の加害者”をここで決して許してはならない。#フィギュアスケート
— 拓郎 (@TakuroTao) February 15, 2022
ワリエワ選手のドーピング問題については海外のスケーターからも批判の声が大きく、ワリエワ選手の北京五輪出場についても認められない姿勢だったのですが、ワリエワ選手の演技の時の解説が無言だったことも話題になっていますね。
「そのアスリートの過失か否か、年齢や検査と結果のタイミングに関わらず、陽性の結果があったならクリーンなアスリートと競技するのを許可されるべきではない」
ワリエワ演技を絶賛してきたジョニーの言葉というのが重い…
ワリエワの出場許可裁定 米フィギュア界から非難https://t.co/5HLjeEdY3I
— 青のライナス (@bluelinus_1127) February 14, 2022
元フィギュアスケート選手のアダムリッポン氏はロシアを批判していますね。
ドーピング陽性のワリエワ選手、「悪いのは周りの大人たちだ」
元フィギュアスケート選手のアダム・リッポン氏が、陽性判定を巡りロシアを批判。
「彼女をこのようなひどい状況に陥らせたことについて罰せられるべきだ」と述べています。 https://t.co/r3Loh4r2yE
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) February 13, 2022
元四大陸選手権女王のアシュリーワグナー選手は自己責任であると批判しています。
アシュリー・ワグナー
初めてドーピング検査を受けたのは13歳。その頃から、自分の体に入るものには責任があると教えられてきた。誰かに飲むように渡されたものでも、それが自分のスポーツに適しているかどうか確認し、注意するのは自分の責任。 https://t.co/EyAVIhTaKl
— Ayako Oikawa (@AyakoOikawa) February 14, 2022
銀メダルに輝いたトゥルソワ選手もエテリコーチにガチギレしている様子が映されていました。
悲嘆のワリエワ、怒りのトゥルソワ「このスポーツが嫌い。もう氷上には行かない」と声を荒らげた。その後、落ち着きを取り戻したが、競技引退については否定せず、「今後についてはよく考えてから決めたい」と記者団に語った。ロシア勢崩壊
— ガッテム竹内 (@gtt2144) February 18, 2022
これがワリエワに対してなのか?自身の結果についてなのかは定かではありませんが・・・今後のロシアフィギュア界がどうなっていくのか心配ではあります。ワリエワ選手についてはクリーンな状態でフィギュアを続けてほしいなと言うのが本音ですが・・・ロシアにいてそれが叶うのかはわかりませんね。。
合わせて読みたい話題の記事まとめ