群馬県の前橋家庭裁判所の職員(調査官)が女性の家にカメラを仕掛けて盗撮する!というショッキングなニュースが報道されましたね。裁判所の職員ということで、仕事の立場上そのような人物が盗撮をすることによる反響がネットでも大きいようです。
今回は前橋家庭裁判所調査官の盗撮事件でも、犯人の男がとった行動の謎や被害者の関係性についてを中心にまとめています。
ニュース記事で掲載された文章の不可解な点も洗い出していますので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
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【群馬】盗撮をした前橋家庭裁判所の職員(犯人)は何者?事件の概要も簡単に確認!
家裁調査官が住居侵入容疑で逮捕 盗撮目的か https://t.co/1Yv5q51tBn
— Kishinami-Tokyo (@kishinami_tokyo) January 29, 2022
群馬県の前橋家庭裁判所で調査官の職員が盗撮で逮捕されるという事件が発生しましたね。あまり聞きなれない職業の人物の逮捕ということもあるのですが、裁判所の職員が盗撮という部分のインパクトが大きく注目度も高かった事件です。
この前橋家庭裁判所で調査官の盗撮事件については不明な点も多いので、まずは情報を整理するためにも事件の概要から確認していこうと思います。
- 1月23日の正午頃に前橋家庭裁判所の職員の男が、群馬県西毛にある30代女性が住む集合住宅の一室に侵入
- 1月25日に住民の女性が部屋に侵入された形跡があることに気が付く
- 同日に警察へ通報し捜査を進めた警察が女性の自宅の脱衣所にカメラが仕掛けられていることを発見
- 逮捕されたのは前橋家庭裁判所に在籍する沼澤悟調査官(51)
- 盗撮目的だったと容疑を認めている←今ここ
前橋家庭裁判所の調査官による盗撮事件の経緯をまとめてみました。改めて事件の内容をチェックしても要所で不可解な部分があるのですよね。
- 家庭裁判所調査官の容疑者がなぜ女性の部屋に侵入できたのか
- 盗撮で仕掛けたカメラから家庭裁判所の犯人を特定できた理由
以上の2点などはニュース記事で書かれていないので不明確なままなのですよね。ただ被害者女性の部屋に盗撮の犯人は侵入できた理由は、家庭裁判所調査官という職業が影響しているかもしれません。
家庭裁判所調査官は家事事件や少年事件などの調査の一環で、家庭訪問をすることもあるようです。その際に今回の被害者の女性宅に入った経験や、家の玄関くらいまでに行ったこともある可能性はありますよね。
それに加えてニュース記事での前橋家庭裁判所調査官の逮捕容疑にあたる部分の記載も少し特殊でしたね。
逮捕容疑は23日正午~25日午後6時半ごろ、正当な理由がないのに、本県の西毛地域にある集合住宅の30代女性の自宅に侵入した疑い。
「正当な理由がないのに侵入」という記載があることからも、家庭裁判所調査官は理由があれば住宅に入ることを許可されているとの見方をすることもできますよね。
盗撮の容疑で逮捕された前橋家庭裁判所に在籍する沼澤悟調査官は「入ったことは間違いない。盗撮目的だった」と供述いているようですが、立場を利用した犯行だったことも予想されます。
裁判所の職員が盗撮ということで、今後は家庭訪問への不安を感じる方も少なからず出てしまう恐れがあります。
【群馬】盗撮をした前橋家庭裁判所の職員と被害者女性と関係性は何?
家庭裁判所の調査官は1人で当事者宅の家庭訪問をしたりするので、このような犯罪は家庭裁判所の調査官制度を根本から揺るがす。/ 家裁調査官が女性宅に侵入、脱衣場で小型カメラ見つかる…「盗撮目的で入った」 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン https://t.co/7Ge9rjn39h
— 弁護士 伊藤祐貴@台東区・上野御徒町 (@itoyukilaw) January 29, 2022
盗撮の容疑で前橋家庭裁判所の職員が逮捕された事件ですが、ニュース記事では犯人と被害者の関係性について気になる記載がありました。
女性の特定につながるとして、同署は男との関係などを明らかにしていない。同署が侵入方法などを調べている。
盗撮事件のニュースにしては珍しく女性との関係性を明かしていないのですよね。通常であれば「顔見知りではない」「ストーカー」「元恋人」など、犯人と被害者の関係を記載するケースが多い印象です。
ですが関係を報道することで女性の特定に繋がるという部分からも、犯人の家庭裁判所調査員と被害者女性は顔見知りだった可能性が高いと思われます。
人んちに無断で盗撮カメラ設置するような調査はしちゃダメだよね。
家裁調査官が住居侵入容疑で逮捕 盗撮目的か|NHK 首都圏のニュース https://t.co/BoD8iBofpE
— スラ弁(弁護士大西洋一) (@o2441) January 29, 2022
盗撮の犯人と被害者女性が顔見知りだったと仮定した場合は、以下のような関係性であることも予想できますね。
- 家庭裁判所調査員と調査対象の人物という関係
- 職場の同僚
- 元恋人関係
今回の家庭裁判所の調査官が起こした盗撮事件については以上3点が、被害者との接点や関係性に近いかなと予想しています。やはりこの中でも可能性として高いのは、家庭裁判所調査員が調査対象として被害者女性に接触したという部分でしょうか。
次点で職場の同僚という部分もあり得るかもしれません。職場の同僚ということはつまり、被害者の女性も家庭裁判所の職員だったというパターンですね。その場合は仕事での家庭訪問が、盗撮の犯人が家に入れたきっかけにならないのでさらに様々な憶測が出そうです。
「家庭裁判所の職員が同僚の家を盗撮ってなぜ?」という部分でいろんな噂が出るのを恐れて、関係性を秘密にしているのかなとも少し勘ぐってしまいました。
どちらにせよ家庭裁判所の職員が盗撮で逮捕されたという事実は変わりません。今後は前橋家庭裁判所でどのような対処が見られるかにも注目ですね。
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